全4回にわたる講座の第1回目は公開講座で、67名もの参加がありました。
公開講座では、精神疾患、障害の特色や概要、支援についてご講義いただきました。
講師の馬場存先生は、精神科医でもあり、音楽療法士でもあります。作曲し自身で演奏しているCDを出していらっしゃいます。
最近NHKや、新聞にて紹介されていたこともあり、馬場先生個人に対する興味で参加されている方も。
また、患者さんへの音楽療法を紹介していただきました。
精神疾患、音楽療法など、市民の皆さんの心の問題への関心が非常に高く感じられました。
2月5日(金)の第2回目の講座は前原暫定集会施設において、講師に福島 喜代子氏(ルーテル学院大学教授)をお招きし、『傾聴・共感・コミュニケーション』というテーマでご講義していただきました。
精神疾患のある方と接するときのコミュニケーションを学ぶ。講義と、「傾聴」を体験する演習を行いました。今回の講座は、2回目より最初から4つのグループになってもらい、話し合いをしていただいきました。参加者同士が話し合い、実際に体験してもらうことにより、会場は非常に盛り上がりました。
2月10日(水)の第3回講座は、地域で精神障害者や引きこもり、不登校の方々に、「居場所」を開き続けている団体の代表を招き、活動のきっかけや、内容を紹介していただきました。
後半は、グループで自己紹介をし、お話の感想や今後の活動について話し合ってもらい、グループには講師の皆さんにもはいっていただきました。
2月20日(土)の第4回目の講座は、各参加団体に団体紹介、ボランティアの受入れ状況などをお話いただきました。
その後、『誰もが住みやすいまちになるために私たちになにができるのか』というテーマでグループワークを行いました。参加者の方は全4回参加し、「こころの居場所」や、地域で支えあうことの大切さについて共有することができました。参加者のうち3〜4名ボランティアとして登録されました。